【茨城交通の長に逢う】 〜いすゞ・スーパークルーザー編〜
こんばんは🙇♂️
なんと、半年ぶりくらいのブログ更新となります💦
さて、題名の通りですが、茨城交通のスーパークルーザーを取材してきたので、そのご報告です!
KC-LV781R
茨城交通のハイデッカー車の中ではおそらく最古参車なのではと思われます。
八都県市ールが貼ってある通り、この車はつい数年前までは高速路線バス「みと号」や「関東やきものライナー」運用で東京都内にも来ていたようです。
今現在では、JR内原駅〜サテライト水戸までの無料送迎バスとして活躍しており、乗客の平均年齢は70歳くらいだと思われます。
スーパークルーザーといえば、架装の種類の多さで有名ですが、茨城交通の車は純正のIKコーチのボディーを架装しており、そう言った意味でもかなり貴重な一台であることに間違いなさそうです。
平成が終わろうとしているこの年に、このような貴重な車が見られることは大変素晴らしい経験だと思います。
話は逸れますが、サテライト水戸とは民営の競輪チケットの発売所のような場所で、平日は高齢者の憩いの場となっているようです。
無料バスにタダ乗りして帰るのはマズイと思ったので、食堂で昼食を頂きました。
ここの食堂、サテライトの中にあるのですが、一つ一つのメニューがめちゃくちゃ安い事に驚きました。
このラーメン、なんと400円です(笑)
元取れるのかなぁ〜(笑)
カレー400円、たぬきそば・うどん300円、、、
セットメニューでも500円とか💦
ファミレスなんか行ったら700〜800円はするだろうメニューもご覧の通りです。
味もボリュームも値段以上でしたし、文句はありません。
昔ながらの公営食堂と言ったような雰囲気で、すごく懐かしいような気分が味わえる場でした。
さて、話は戻ります。
スーパークルーザーの車内です。この車は貸切車→路線車→貸切車と、もともとは貸切用に導入されたこともあり、その名残が残っています。4列シートではありますが、足元が広く椅子自体がとてもしっかりした作りだったため、とても乗り心地はいいです。(今の夜行バスとかの4列シート車でもこれくらいしっかりしてればいいんですけれどね)
運転手さんに許可を頂き、運転席も撮影させていただきました😃
貫禄がありますよね〜走行距離は180万キロオーバーと申しておりました。
さて、このスーパークルーザーですが、エンジンはガーラ2000(写真下)
と同じ、10PE1(V型10気筒)エンジンを搭載しており、独特のジャキジャキとした音を奏でておりました。
しかし、車齢や走行距離に影響されてる感じは全くなく、むしろ調子が良さそうな軽快な走りを見せてくれました。茨城交通さんとサテライト水戸さんには感謝の気持ちしかありません。
街道で待ち伏せ撮影した、スーパークルーザーの勇姿です。難しいかもしれませんが、この光景が10年や20年先も当たり前の物として見られることをひとりのバスマニアとして願うばかりです。
ナンバープレートももちろん当時ナンバーですし、この文字部分の色褪せ方がまた貫禄ある雰囲気を醸し出していて、マニアとしてはたまらないものがあります。
<おまけ話>
行きも帰りもJR秋葉原駅前から「関東やきものライナー」を利用した私ですが、帰宅便は三菱ふそう・エアロバスを引き当てました!
ちなみに初乗車です。この443はおそらく笠間営業所所属だと思われます。
たまたま一番後ろの席を予約したのですが、ふそうのV8エンジンのサウンドを堪能しているうちに気がついたら寝入ってしまいました😓
ふと目が覚め、どうやら止まっているようだったのであたりを見渡すと、どこかパーキングエリアで休憩の時間に入ったばかりのようでした。
東京→名古屋や東京→京都・大阪の高速路線バスで休憩が与えられるのは存じてましたが、関東やきものライナーのような短距離便で休憩が与えられたのは初めての経験だったので、これまた貴重な体験をしました。(行きは休憩なしだったので、帰りは予想以上に時間が早かった為休憩を挿入することでダイヤを調整したのが理由かと思われます。)
何はともあれ、そうともなれば、撮影会の始まりです(笑)
愛嬌のある姿をしていて、このエアロバスは個人的にも大好きな一台です。
バスは再び走り始め、やがて秋葉原に到着する頃には日もすっかり暮れていました。。
いかがだったでしょうか。今回の旅程で乗った車両はどれも絶滅に瀕した貴重な車両ばかりです。いつか見られなくなる、乗れなくなることを考えるとどこか寂しさを感じざるを得ません。
最後までご一読頂きありがとうございました。最後に撮影した写真を貼って終わりたいと思います。
次の更新がいつになるかはわかりませんが(また半年後かもしれない💦)、今後とも当ブログをよろしくお願い致します。
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